【レビュー】ゼロ・グラビティ

概要

革命的映像!極限のサバイバル!全身を貫く感動!
自宅で体験する、最もリアルな宇宙。
宇宙の 暗闇を 生き抜け
極限の宇宙空間で、衝撃と感動の90分!

君は生きて地球へ帰れ。“必ず生還する”と誓うんだ──。

メディカル・エンジニアであるライアン・ストーン博士(サンドラ・ブロック)は、ベテラン宇宙飛行士マット・コワルスキー(ジョージ・クルーニー)のサポートのもと、地球の上空60万メートルの無重力空間<ゼロ・グラビティ>で、データ通信システムの故障の原因を探っていた。これが最後のミッションとなるコワルスキーは、いつものようにヒューストンとの通信でジョークを交わし、宇宙遊泳を楽しんでいた。

その時、ヒューストンから「作業中止!至急シャトルへ戻り、地球へ帰還しろ!」という緊迫した命令が届く。破壊された人工衛星の破片(スペース・デブリ)が別の衛星に衝突して新たなデブリが発生し、彼らのいる方向へ猛烈な速さで迫っているというのだ。さらに連鎖反応で衛星が次々と破壊され、様々なシステムが壊滅し、ヒューストンとの通信も途絶えてしまう。シャトルに戻ろうとするふたりに、凶器と化したデブリが襲いかかった!

シャトルから切り離されたアームとともに、一瞬にして宇宙空間へ放り出されるストーン。ベルトを外して何とかアームから離れるが、激しく回転しながら漆黒の闇へと消えていく。コワルスキーの冷静な指示に従って、現在位置を伝えるが、酸素タンクは10%まで減っていた。回転が止まり、深い静けさと底無しの闇にただひとり漂うストーン。聞こえるのは、自分の荒い息と、恐怖に縮みあがった心臓の鼓動だけ。

「ライトをつけろ」コワルスキーの声に、我にかえるストーン。ストーンを発見したコワルスキーは、互いの身体をロープでつなぎ、小型ロケットエンジンを駆使して、シャトルを目指す。だが、機体はデブリとの衝突で大破し、生存者はストーンとコワルスキーのふたりだけだった──。

コワルスキーは次の手を考え出す。国際宇宙ステーションに行けば、そこにある宇宙船ソユーズで地球へ帰れるはずだ。宇宙での初めての危機に混乱するストーンにベテラン宇宙飛行士コワルスキーは美しい日の出を見せ、心を落ち着かせようと声をかけ続ける。そんなコワルスキーの優しさに、ストーンは初めて、彼女の心を打ち砕き、希望を奪い去った哀しい過去の出来事を打ち明けるのだった。

国際宇宙ステーションの間近まで辿り着いたふたりは、ソユーズの機体が損傷していることに気付く。これでは地球まで帰還するのは不可能だ。しかしソユーズの近くには、中国の宇宙ステーションがあることをコワルスキーは知っていた。だが、ストーンの酸素はほぼゼロとなり、意識が遠のいていく。果たしてふたりは生きて地球へ帰り、再びその足で大地を踏むことができるのか──?

レビュー

  • 先日、フロリダに本物を見にいったばかりなので、改めて見直すとスペースシャトルのリアルさがすごく伝わってくる。
  • よく考えたら人類が宇宙に打ち上げたほぼ全ての施設をこのライアン博士は利用してたんだな、と。スペースシャトルに国際宇宙ステーション、ソユーズ。あとはフィクションもはいってるんだけど中国の天宮や神舟も。
  • 前編に渡っての無重力の表現がすごい。これどうやって撮ったの?っていう場面がたくさんある。宇宙船などはCGでカバーできるけど、人はどうしてもある程度無重力に近い環境におかないとあれは撮影できないと思うのですごく気になった。
  • あと、宇宙好きには、無重力の水が球形になったり、火も地上のように細長くなくて丸かったりするようなニヤリとする表現も少し入ってて面白い。
  • 無重力の他にも、地球や宇宙の表現もすごくリアルでしかもキレイ。今ではYouTubeなどで簡単に国際宇宙ステーションからの映像が見れたりするけど、すごく再現性も高くて見間違うレベル。
    それに宇宙から見た太陽の日の出や、オーロラなどすごくキレイな状況もいいバランスで組み込んできているのでそこも見どころ。
  • 全体的にはサスペンスアクションなので、息つく暇もないほどピンチが続いていくんですが今までに挙げたようにものすごくリアルでキレイな宇宙や有人施設の表現が間に入ってくるのでとてもおすすめです。
  • ネタバレになるのでぼやかしますが、最後の場面はやっぱり地球っていいな、とすごく思えていきます。

宇宙好きもそうだけどサスペンスアクション好きにもかなりオススメです!