【書評】『すべての教育は「洗脳」である』何かしたい人の最初の一歩になる本

何かのきっかけてホリエモンの本に興味が出てきてた時に読んだ本。元々昔から自分も題名のような考えは持っていたので、ホリエモンがどんなことを考えているのか気になって読んでみました。
概要
学校とは本来、国家に従順な国民の養成機関だった。しかし、インターネットの発達で国境を無視した自由な交流が可能になった現代、国家は名実ともに"虚構の共同体"に成り下がった。もはや義務教育で学ぶ「常識」は害悪でしかなく、学校の敷いたレールに乗り続けては「やりたいこと」も「幸せ」も見つからない。では、これからの教育の理想形とはいかなるものか? 「学校はいらない」「学びとは没頭である」「好きなことにとことんハマれ」「遊びは未来の仕事になる」――本音で闘うホリエモンの〝俺流〟教育論!
「BOOK」データベースより

1972年、福岡県生まれ。本音で本質をえぐる発言が人気を集める敏腕実業家。SNS株式会社ファウンダー。91年、東京大学に入学(後に中退)。在学中の96年、有限会社オン・ザ・エッヂ(後のライブドア)設立。2002年、旧ライブドアから営業権を取得。04年、社名を株式会社ライブドアに変更し、代表取締役社長CEOとなる。06年1月、証券取引法違反で逮捕。11年4月、懲役2年6ヶ月の実刑が確定。13年3月に仮釈放
(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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目次
はじめに 「何かしたい」けど「今はできない」人たち
『すべての教育は「洗脳」である』目次より
第1章 学校は国策「洗脳機関」である
・あなたはすでに洗脳されている
・学校は「常識」を植え付けるためにある
・「使いやすい労働者」を大量生産する工場
・「国づくり」のための学校
・戦時中を引きずる学校、会社、日本人
・国などなくても生きられる
・「違う国」と言う意識の溶解
・「居場所」は自由に作れる
第2章 G人材とL人材
・「民」の1人として幸せを探す
・人はGとLに分かれていく
・マイルドヤンキーも一つの幸せ
・手元になくてもいい、という革命
・インターネットが資源を分配する
・日本の集落を恐れる必要はない
・仮想敵がいないと生きられないN人材
・これからの幸せは「快」のシェア
第3章 学びとは「没頭」である
・没頭する力を解放せよ
・学びの本質は没頭にある
・「オールB」思考にとらわれた学校
・「禁止」だらけの学校生活
・「バカ」になれば教養もついてくる
・没頭は「天才の特権」ではない
・自分でルールを決めれば没頭できる
・「広瀬すずに会いたい」で十分
・逆算をせずにハマり倒せ
・大人の言うことは聞くな
第4章 三つの「タグ」で自分の価値を上げよ!
・「学校」と「貯金」は同じ
・貯金は我慢の継続
・「ゼロリスク」幻想にとらわれた日本人
・「いざという時」の正体は、戦争だ
・お金を使うべきは「今」だ
・金、時間、努力より重要なもの
・ 三つの「タグ」でレア人材になろう
・ 過去を再利用しない
・ 時価総額の低いタグは無視しろ
・ 「手抜き」で「やりたいこと」の時間を作れ!
・ 未来を予測するな
第5章 会社はいますぐ辞められる
・会社もまた、洗脳機関である
・会社の評価軸は、「仕事」ではない
・「辞められるわけがない」は嘘だ
・ゆるいつながりが社会を回していく
・利益至上主義によって組織はカルト化する
・10歳から90歳まで働ける人生
・「ワーク・ライフ・バランス」なんて気にするな
・遊びは、未来の仕事になる
・仕事を遊び倒す人生
・脱洗脳のための、最初の一歩
おわりに
書評
学校の洗脳は「やりたいことのブレーキ」と定義して、やりたいことがあればやればいいという主張
序盤は色々な事例を使って説明しているので、思った以上にホリエモンって博識だな、と印象。博識に決まってるんだけど。
やりたいことを「頭を使ってやる」という流れの主張になっている。
はじめに、でもあるが「何かしたい」けど「今はできない」人たちが読んだら最初の一歩を踏み出しやすくなるなー、と感じました。
自分も1つやるかやらないかを迷っていたものがありますが、悩むならやって悩もうという決断ができました。
それだけでも自分にとっては価値ある本になりました。
似たような感じで悩んでいる人にはオススメです。
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