【書評】『好かれる人のモノの言い方』「第二印象」を高める方法が書かれた本

2月 20, 2021

好かれる人のモノの言い方

仕事がディレクションなので、やっぱり好かれる人の方がディレクションしやすいこともあって、何かしら参考になることがあればと思いこの本を読んでみました。

概要

第一印象が好印象のピークではいけない。
ビジネスでも恋愛でも、本当の勝負は2回目から。
人から信頼される第二印象のコミュニケーションを伝授!
会えば会うほど「また会いたくなる人」になる!

著者紹介
西松 眞子

西松眞子(にしまつ・まこ)京都府生まれ。大学職員を経た後、イベントプロデュース会社で博覧会コンパニオン等の接遇・マナー指導にあたる。その後、心理学、色彩学を修め、ロンドンのフィニッシング・スクールでマナー・カラーを学ぶ。その後独立し「Carpe Diem」を2001年開設。以後個人向けコンサルティングだけでなく、大学、行政機関、金融機関、百貨店、ホテル、メーカー、美容サロンなど多岐にわたる企業クライアントに対外的イメージコンサルティングを行っている。普段のなにげない毎日に愉しみをみつけ、一見芳しからぬ事ごとにも価値を見出そうとするのが最近のモットー。著書『仕事ができる人はなぜハンカチを2枚持っているのか?』『仕事以前のビジネスマナーの常識』など。電子書籍『一目置かれる人の9割がやっている「魅せる」話し方27』『1秒で好かれる技術 人を惹きつける自分の魅せ方30』『魅せる技術 人に好かれるコミュニケーションのポイント57』『好かれる技術 仕事に効く見た目・しぐさのポイント59』『好かれる人のモノの言い方 第二印象で心をとらえるちょっとした習慣32』など。

目次

はじめに 繋がりたい人とがっちりと繋がる第二印象の法則とは?
第1章 第一印象だけではうまくいかない
 ・見た目は大切!でも「見た目」だけの時代は終わり!
 ・好感触だったのに、その後が動かないのはなぜ?
 ・第二印象は、「私とあなた」を意識する
 ・2回目で失敗する人
 ・信頼とは「段階的」なもの
 ・第一印象で失敗しても挽回できる…!
第2章 第2印象で人の心をとらえる技術
 ・できる人は、なぜハンカチを2枚持つのか
 ・自己演出ではなく、他社演出
 ・会話は、二人称ではじめるとうまくいく
 ・できる人は、「2」のマナーで勝負する
 ・相手との共通性を2つ見つける
 ・「引く」ことでじんわり印象づける
 ・大人こそ、かわいげ
 ・「もてなし力」のある人は、拍手を顔の前でする
 ・「正論」だけの人にならない
 ・ギフトの人になる
 ・情報提供力を高める
 ・カタカナ語に注意する
 ・「なるほど」の上手な使い方
 ・一生懸命さを態度で表す
 ・「タメ口」を使い分ける
 ・会った時よりも、別れ際の余韻力で勝負する
 ・初回の対面を、「2回目」にする技術
第3章 会うほどに、「また会いたくなる人」のコミュニケーション術
 ・印象は、脚からつくられる
 ・あいさつは上半身全体を意識する
 ・腕組み厳禁
 ・胸の高さでやりとりする
 ・距離感を演出する「V字コミュニケーション」
 ・心の距離を近づける「位置」のコミュニケーション
 ・相手の心を捉えるための「ほめる技術」
 ・第二印象力は謝るシーンで磨かれる
 ・叱るときは慎重に、感情に流されず
 ・「お願い上手」になる
 ・空間は間をおくことで読める
 ・必ず感謝の言葉を添える
 ・「手紙力」を高める
 ・マイペンに気を遣う
 ・コミュニケーション・ツールを使い分ける
おわりに
 積み重ねが人づきあいを楽にする
お知らせ

『好かれる人のモノの言い方』目次より

書評

概要

第一印象以降の印象をよくする「第二印象」を高めるためのテクニックや考え方が書かれた本。間違いではないけど、タイトルと内容が微妙に違うので知らずに読んでみたらちょっと面食らうかも。

感想や紹介

自分としては参考になったのは二人称を使う、ということ。

「自分は…」という話だとあまりいい印象ないですが、

「あなたは…」で始まるようにするだけで相手からの印象がグッと上がるということ。

確かについ自分の話をしてしまったり、なかなか話のネタが見つからないときは、相手中心に考えた方が楽なこともあるな、と思いました。

書いてあることの一つ一つは細かいことが多くて、ちょっとやりすぎなテクニックもありますが、たくさんのテクニックが紹介されているので、自分にとってやりやすいものを数個実践できるようにすれば少しずつ変わっていけるのかな?と思いました。