【書評】仕事は楽しいかね?

概要
大雪で閉鎖になった空港で、偶然出会った老人の問いかけに、動揺してしまった35歳の”私”。日々の仕事にゆきづまりを感じ、未来に期待感をもてない私 に、老人は一晩だけの講義を開始した。 人生とは、くだらないことが一つ、また一つと続いていくんじゃない。一つのくだらないことが〈何度も〉繰り返されていくんだよ。
目次
第1章 仕事は楽しいかね?
第2章 人生とは、くだらないことが1つまた1つと続いていくのではない。1つのくだらないことが<何度も>繰り返されていくのだよ。
第3章 試してみることに失敗はない
第4章 明日は今日と違う自分になる、だよ
第5章 これは僕の大好きな言葉の1つなんだ。「遊び感覚でいろいろやって、成り行きを見守る」というのがね
第6章 必要は発明の母かもしれない。だけど、偶然は発明の父なんだ
第7章 目標に関する君の問題は、世の中は、きみの目標が達成されるまで、じーっと待っていたりしないということだよ
第8章 きみたちの事業は、試してみた結果失敗に終わったんじゃない。試すこと自体が欠落していたんだ。
第9章 あの実験で学ぶべきことはね、「あらゆるものを変えて、さらにもう一度変えること」なんだよ。
第10章 それはね、「あるべき状態より、良くあること」なんだ。
第11章 もし宇宙が信じられないような素晴らしいアイデアをくれるとして、きみはそれにふさわしいかね?
第12章 覚えておいてくれ、「試すことは簡単だが、変えるのは難しい」ということを。
第13章 新しいアイデアというのは、新しい場所に置かれた古いアイデアなんだ。
第14章 きみが「試すこと」に喜びを見出してくれるといいな。
エピローグ
書評
計画がどうこうというより、まずは遊び感覚でどんどん新しいこと、思いついたことに手を出して、とにかく少しでもいいから日々動いたほうがいいよ、そしたら結果的にそっちの方が成功に近づくよ、という内容でした。
物語形式で主人公が読者の立場になって色々「できない理由」を並べるが、それを老人が「そんな堅苦しく考える必要ない、と考えたり悩んだりする前にやってみりゃいい」と優しく言ってくれるので身構えることなく話を聞くことができます。
結構似たような人は多いと思いますが、すでに正月で立てた今年の目標や行動計画を守れてなくて、うーんとうな垂れているような人にはかなりオススメです。計画通りやれているか、よりまずは昨日より何かが進んでいるか?が重要ということなので。読んだら前向きになれる本です。
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