埼玉スタジアムツアーに行ってきました。
少し前に埼玉スタジアム2○○2のスタジアム(見学)ツアーに行ってきました。
埼スタがスタジアムツアーやっていることってあまり知られてないと思いますので、自分の忘備録も兼ねてこちらにメモっておきます。
スケジュールの確認
個人参加では予約は必要ないのですが、ツアー開催は不定期になっているので行く前にツアーが開催しているか確認しましょう。
ツアーの開催日は下記のURLから確認できます。
埼玉スタジアム2○○2へのアクセス
スケジュールを確認したら次は埼玉スタジアムへのアクセスを確認します。浦和美園駅から歩くのが定番ですが、他にもいくつか方法があります。
■住所
〒336-0972
埼玉県さいたま市緑区中野田500
■アクセス
- 埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線「浦和美園」駅より徒歩約20分
- 埼玉高速鉄道埼玉スタジアム線「浦和美園」駅より国際興業バス臨時バスで約8分(往路のみ)
- JR「浦和」駅東口より国際興業バス臨時シャトルバスで約40分
- JR「東浦和」駅より国際興業バス臨時シャトルバスで約20分
- 東武スカイツリーライン「北越谷」駅西口より東武バス、朝日自動車臨時シャトルバスで約20分
■当日の集合場所
ツアー当日は埼玉スタジアムの正面の方にある1Fレストプラザに集合します。
ツアー開始時間の10分前までに到着し、申し込みをしておきましょう。
■ツアー開始
時間になったらツアーが開始されます。
自分が参加した時はなぜかすごく参加人数が多くて、2組に分かれて開催されました。
その場合の2組目は10分ほど待っていることになります。
■プレスルーム
よく試合後の監督記者会見などが行われるプレスルームです。
ツアーではコースに入っていないということで、扉を眺めるだけ。
■選手入り口
よくTVで流れるチームバスからスタジアムに入る場面がありますが、その先の部分です。
扉が閉じているので分かりづらいですが。
曲面になっているところはよく選手がインタビューで答えている場所になります。
試合の日は背景に色々とスポンサーロゴが表示されるようになります。
■選手ラウンジ
これは意外に思った施設で、ロッカールームに入る前にこういう選手ラウンジがあるそうです。
当時は選手サインが入ったフェアプレイフラッグを選手入場の時にありましたが、キャプテン以外はここで書いていたりするそうです。
あとは選手憲章や監督憲章なども。
崩したサインではなくて、楷書で自分の名前を書いているのは貴重ですよね。
その選手の普段の字がきれいかどうか分かっちゃいますねー(笑)
あと試合後は、写真のように両チーム間のドアが開いて行き来ができるようになるようです。
そこで両チーム選手間で色々と話したりするみたいですね。
■選手ロッカー
いよいよ選手ロッカーです。
この日のロッカーには、浦和レッズ関連のものと日本代表関連のものが半分半分で用意されていました。
床が赤なのは、レッズカラーだから!というわけではなく、色彩心理学的に興奮させる色なのでハイテンションで試合に臨んで欲しいからという意味だそうです。
サイン入りの記念ユニフォームなどが盛りだくさんでした!
さらにこれはかなり貴重だと思うのですが、ザックジャパンの初陣である2010年10月8日に行われ、日本が勝利したアルゼンチン戦後にロッカールームに置いてあったものだそうです。
通常こういう戦術に関するものは機密扱いなので忘れることはないそうですが、日本に負けたのがよほど悔しかったのかもしれません。
ちゃんとメッシやテベスの名前も入ってますねー。
■マッサージルーム
選手ロッカーの先にはマッサージルームが。
ハーフタイムや試合後、交代後に選手がきちんとケアできるようにこういうのも用意されているんですね。
■ウォーミングアップルーム
室内練習場ですね。ここではボールを蹴ることもできました。
たまーにテレビでも流れたりします。
■例の階段
例の階段です(笑)
ロッカールーム直結だと思ってましたが、ウォーミングアップルームの先にあるんですね。
普段テレビでは流れない選手目線の画像はこんな感じです!
■フラッシュインタビューゾーン
選手入場前に並んで待っている場所です。
ツアーの前日が浦和対鹿島戦だったので、アウェイ側には鹿島用の案内も残っていました。
埼玉スタジアムの設計思想は「フェアプレイ」だそうで、基本的にチームバスの入場からここまでは完全に左右対称に作られており、ホーム側に有利、アウェイ側が不利なことはないそうです。
■トルシエ階段
元日本代表監督のフィリップ・トルシエがスタジアム建設中に見学に来た際「ちょっと狭いんじゃないか?」という意見を行ったことで幅の広い階段になったそうです。
あと、普段レッズ戦では隠してしまうのですが、トルシエ階段の目の前の柱にはトルシエ後の歴代の日本代表監督のサインがここに飾られてます。
ハリルがここにサインしている証拠写真もこちらに用意してありました(笑)
あと、トルシエ階段を登る時にサービスでFIFAアンセムを流してくれます(笑)
さらに2列になって選手入場を体験できます!
■ピッチサイド
埼スタのピッチサイドです。選手からはこういう風に見えているんですね!
満員の観客だとそういうイメージが違うと思いますが、それでも結構観客席から見た場合とイメージが違いました。
埼スタの芝。さすがベストピッチ賞の常連。密度が高くてキレイです。
この日は夏でしたが、埼スタの芝は確かヨーロッパで利用している寒冷地用の芝を使っているので、夏の管理はかなり難易度が高いらしいです。
■選手ベンチ
座ってみました!ほどよい固さのレザーシートになっています。
ベンチの中から見た雰囲気はこんな感じです。
■スタンド
最後にスタンドです。
こんないい席はよほどの奇跡が起こらない限りレッズ戦や代表戦で座れることはほぼないですね(笑)
ちなみに埼スタの屋根は、かつてさいたま市緑区がサギの繁殖地として国の特別天然記念物の指定を受けていたことから、シラサギをモチーフに作られているそうです。
さらに屋根にはオスメスになっていて、メインスタンド側がオスで、バックスタンド側がメスとのこと。
よく見ればわかるのですが、柱の長さが少し違っています。
■インタビュールーム
最後にコンコースに入り、関係者専用エレベーターから降りてスタート地点すぐのインタビュールームに戻ります。
こちらはよく試合後に選手が歩いていくところを記者が捕まえてコメントを貰うところですね。
これでスタジアムツアーは以上になります。
以前はVIPルームやテレビ中継用の部屋なども見れたようですが、防犯上の理由により今はやめちゃったみたいですね。残念。
ただ、こちらは2016年7月の情報なのでもしかしたらどこかのタイミングで復活するかもしれませんので、その時を祈る感じですね。
普段選手や関係者しか入れない場所に存分に触れることのできるスタジアムツアーは、日本代表や浦和レッズが好きな人はかなりおすすめなツアーになると思います!
[追記]浦和レッズが指定管理者に選定
2020年4月から浦和レッズが埼玉スタジアムの指定管理者に選定されたようです。指定管理者に選定されると責任を持つ代わりに様々な権限が与えられるので、今後色々と変わっていきそうです。すでに指定管理者への立候補の段階でスタジアムツアーの拡充は提案内容に入っているようなので、どうなっていくのかが楽しみです。
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