浦和レッズ vs 川崎フロンターレ (Jリーグ第12節) 感想とまとめ
試合を見た感想
- オリベイラ監督体制になって2連敗となってからの昨季JリーグチャンピオンでACL後から調子を上げてきた川崎ということもあり、期待はしつつも現実的に見たら引き分けまで持っていければ妥当か?という試合だった。
- 試合が始まってみれば、オリベイラサッカーが徐々に浸透しつつあることを実感できるようなハードワーク主体の守備、さらには相手のテクニカルな中盤3人を抑え込むことに成功し、ポゼッションは川崎優位だが決定機はほぼ与えなかった。
- 攻撃面でも当初は新戦術が浸透せずになかなかパスが通らなかったりしていたが、ナバウトがようやく日本のプレイに慣れて興梠との連携も向上。先制点などは昔のミシャサッカー時代を彷彿とさせるようなスルーからのつなぎなども見せられた。
- 橋岡の成長がちょっと止められない。今日もほとんどの1対1を止めていたので対人の強さは18歳にしてJでもトップクラスかもしれない能力を出した上に、2点目のナバウトへのスルーパスはオフサイドギリギリかつナバウトにピタリとあった最高のパスだった。西野新代表監督も視察に来ていたようなので、層の薄い代表の右SB要員としてまさかのW杯選出もあり得る?と思わせる活躍ぶり。
- まだ3バックだしオリベイラサッカーの1割も出せていないだろうとは思うけど、ここまでを見る限り目指しているサッカーの形や表現はかなり浦和レッズファンやサポーターが好きな「がむしゃらなハードワーク」「内容よりも結果を追い求める姿勢」というのが見えてきているので今回の勝利で監督や選手たちもプレッシャーから解放されるはずなので、今後どんどん良くなりそうでまだまだ期待できる。
- ただ、今回の試合のハイライトは2得点の興梠よりも川崎GKチョン・スヨン退場で急遽対応することになったDF奈良竜樹だな、と。柏木のFKも止めるし、ほぼ1対1に近い状況の長澤のシュートも止めたり下手なセカンドGKよりもすごかったんじゃないか?と。流石にキャッチはしょうがないとしても寄せのうまさとか急増GKを感じさせなかった。
- 次節はオリベイラと興梠にとっては古巣となる鹿島との一戦。今までも浦和と鹿島はバチバチだったけど、この2人によってもっとこのカードが楽しめるものになって来た。鹿島も今かなり調子が悪いので浦和戦をトリガーにしたいはず。楽しみな一戦。
ハイライト映像
サッカーメディアの試合レビューまとめ
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